サイト運営者が関わった報告書・ガイドライン・マニュアルなどを掲載/紹介します。
- 広葉樹二次林の施業上の取扱いに関する検討会とりまとめ(外部リンク)
中部森林管理局では、2023年度に広葉樹二次林の施業上の取扱いに関する検討会を設置し、中部局管内の広葉樹林の取り扱い方法を多角的に検討しました。本書は、その検討会の報告書です。
- 飛騨市 林縁部の整備に関するガイドライン(外部リンク)
2024年3月に作成。岐阜県飛騨市における、住宅や道路に接する林縁部の取り扱いに関する指針です。具体的な整備方法として、保全対象を倒木などの危険を排除するための危険木除去と、野生動物が農地などに出てくるのを妨げるための緩衝帯整備について示しています。
- 飛騨市 広葉樹天然⽣林の施業に関する基本⽅針(外部リンク)
2022年3月に作成。岐阜県飛騨市では、豊富な広葉樹資源を活用した地域活性化施策「広葉樹のまちづくり」を進めています。地域に広葉樹材を供給するとともに、資源の再生を図っていくための、飛騨市としての考え(基本方針)を示したものです。
当初、飛騨市では広葉樹資源をより充実させるために育成木施業を進め、その際の間伐木を地域に供給しようと考えていました。しかし、市有林を活用して試行を重ねた結果、この方法は問題が多いことがわかりました。そのため、広葉樹材を地域に供給するためにはある程度の面積をまとめて伐採することが妥当であると、方針を転換しました。しかし、森林を大きく破壊することを避けるために、その伐採方法は帯状択伐を推奨するとしました。また、前生稚樹を確認したり、更新を阻害するササなどを除去したり、伐採後の更新状況を確認したりと、森林の更新(資源の再生)には責任を持つ必要があるとの方針も示しました。
- 森林政策と自治・分権-「連携」と「人材」の視点から-(外部リンク)
2022年8月に都市自治体の森林政策に関する研究会にゲストスピーカーとして招かれ、「市町村が目指すべき森林政策とそれを担う人材」という話題提供をしました。この研究会の報告書に、このときの講演内容が掲載されています。
この報告書は、森づくりの技術に触れられているわけではなく、地方自治体の森林行政やそれを担う人材がテーマです。ただ、その先にある森づくりや森林の取り扱いにも通じるヒントが得られると思います。
報告書(冊子体)は市販されていますが、PDFを無償でダウンロードできます。
- 人工林の多様性を高める森づくり事例ガイド(外部リンク)
2021年に、森づくりフォーラムから「針広混交林とはどんな森林か」というテーマでインタビューを受けました。そのインタビューが掲載された報告書です。
- 水源の森林づくりガイドブック(外部リンク)
林野庁治山課に設置された、水源の森林づくりガイドブック作成等検討会(2017年度・2018年度)でとりまとめたガイドブックです。
- 国有林野事業における天然力を活用した施業実行マニュアル(外部リンク)
林野庁国有林野部経営企画課が2018年に発行したマニュアルです。マニュアル作成のための検討委員の多くが県の試験研究機関の研究員(その経験者を含む)で、かなりの熟議を繰り広げながら落とし所を探った結果の成果物です。
- ドイツ林業と持続可能な森林づくり(PDF)
2005年に出張でドイツ林業の視察に行った際の、岐阜県に提出した報告書です。かつては岐阜県のWebサイトで閲覧できたのですが、サイトのリニューアルに伴って見られなくなっていました。今更という感もありますが、せっかくの報告書なので、ここに掲載します。